「介護のパートで働きたいけど、週5日はちょっとキツい」「週3日くらいで無理なく続けられる介護の仕事ってあるの?」と考えている方は少なくないはずです。
結論から言うと、介護業界には週3日から働けるパート求人がかなり多く存在します。人手不足が深刻な介護業界だからこそ、「週3日でもいいから来てほしい」という施設が増えているのが実情です。

この記事では、介護の週3日パート求人の探し方やおすすめの施設形態、時給相場、メリット・デメリットを詳しく解説します。自分に合った働き方を見つける参考にしてみてください。
介護の週3日パートが増えている背景
介護業界で週3日パートの求人が増えている背景には、いくつかの理由があります。
慢性的な人手不足
厚生労働省の推計によると、介護分野では今後も需要が増え続ける見通しです。正社員だけでは人員を確保しきれないため、短時間・少日数のパートでも積極的に採用する施設が増えているのです。
多様な働き方へのニーズ
育児や家事、ダブルワーク、家族の介護などの事情から「フルタイムでは働けないけど、週3日なら大丈夫」という方は多くいます。施設側もそうした人材を取り込むために柔軟なシフト体制を整えています。
扶養内で働きたい層の取り込み
配偶者の扶養内で働きたいパート希望者にとって、週3日勤務は年収を抑えながら働ける最適なペースです。施設としても安定してシフトに入ってくれるスタッフを確保できるため、双方にメリットがあります。
週3日パートで働ける介護施設の種類
週3日パートの求人が多い施設形態を紹介します。それぞれの特徴を理解して、自分に合った施設を選びましょう。
デイサービス(通所介護)
デイサービスは週3日パートの求人が特に豊富な施設形態です。営業日が月〜土の日中帯(9時〜17時頃)であることが多く、夜勤がないのが大きな特徴です。レクリエーションの補助、入浴・食事介助、送迎の添乗などが主な業務になります。
訪問介護(ホームヘルパー)
訪問介護は1件ごとの訪問で業務が完結するため、スケジュールの自由度が高いです。「午前中に2件だけ」「週3日で1日3件」といった柔軟な働き方が可能です。ただし、介護職員初任者研修以上の資格が必要になります。
グループホーム
グループホームは1ユニット9名までの少人数ケアが特徴で、利用者との距離が近いアットホームな雰囲気の職場が多いです。日勤帯のパート求人があり、週3日からOKの施設も見つかります。
有料老人ホーム
有料老人ホームは施設によって方針や雰囲気が大きく異なりますが、大手企業が運営する施設ではパートのシフト管理がしっかりしていて、希望通りの日数で働きやすい傾向があります。
小規模多機能型居宅介護
「通い」「泊まり」「訪問」を組み合わせたサービスで、少人数のなじみの利用者を担当します。パート採用も行っており、日勤の通いサービスを中心に週3日で働くことが可能な施設もあります。

介護の週3日パートの時給相場と収入の目安
週3日パートで働いた場合、実際にどのくらいの収入になるのか、時給相場と合わせて確認しておきましょう。
時給の目安
介護パートの時給は地域や施設形態によって差がありますが、一般的な相場は以下の通りです。
- 全国平均:約1,050円前後
- 入所施設(特養・老健・有料):時給1,110円以上
- 訪問介護:時給1,290円前後
- 東京・神奈川など都市部:時給1,200〜1,500円程度の求人もあり
介護福祉士や実務者研修などの資格を持っていると、さらに時給が50〜200円程度アップするケースが多いです。
週3日パートの月収シミュレーション
実際の収入イメージを計算してみましょう。
- 時給1,100円×1日5時間×月12日……月収約6万6,000円(年収約79万2,000円)
- 時給1,200円×1日6時間×月12日……月収約8万6,400円(年収約103万6,800円)
- 時給1,300円×1日7時間×月12日……月収約10万9,200円(年収約131万400円)
扶養内で働きたい方は、年収130万円を超えないようにシフト調整が必要です。逆に扶養を気にしない方なら、1日の勤務時間を長くして効率よく稼ぐこともできます。
週3日パート求人を効率よく探す方法
介護の週3日パート求人を見つけるためのおすすめの方法を紹介します。
介護専門の求人サイトを使う
介護に特化した求人サイトでは「週3日OK」「扶養内OK」などの条件で絞り込み検索ができます。代表的なサイトとしては以下があります。
ハローワークを活用する
ハローワークには地元密着の介護パート求人が多数登録されているため、自宅近くの施設を探しやすいです。窓口で「週3日希望」と伝えれば、条件に合う求人を紹介してもらえます。
施設への直接応募
気になる施設がある場合は、ホームページの採用情報をチェックしたり、直接電話で問い合わせてみるのも有効です。求人サイトに掲載していない施設でも、問い合わせれば「週3日パートでよければ歓迎します」と言ってもらえることがあります。
週3日パートで介護の仕事をするメリット
週3日パートで介護の仕事をするメリットを整理しておきましょう。
プライベートとの両立がしやすい
週4日は休みになるため、育児や家事、趣味、家族の介護などとの両立がしやすいです。体力的にもゆとりを持って働けるため、長く続けやすいのが大きなメリットです。
未経験でも無理なくスタートできる
いきなりフルタイムで介護の仕事を始めるのは不安という方でも、週3日なら少しずつ仕事に慣れていけます。わからないことがあっても翌日休みであれば気持ちの切り替えもしやすいです。
扶養内で働ける
週3日×短時間の勤務なら、扶養の範囲内に収まるケースがほとんどです。社会保険料の負担を避けながら収入を得たい方には最適な働き方です。
ダブルワークが可能
週3日なら、残りの日を別の仕事やスキルアップの勉強に充てることもできます。介護の資格取得の勉強をしながら現場で実務経験を積むという働き方もおすすめです。
週3日パートで働く際の注意点とデメリット
メリットが多い週3日パートですが、知っておくべきデメリットや注意点もあります。
収入が限られる
当然ながら、フルタイムに比べると収入は少なくなります。生活費を十分にまかないたい場合は、時給の高い施設を選ぶか、資格を取得して時給アップを目指す必要があります。
情報共有に手間がかかる
出勤日数が少ないと、利用者さんの状態変化やケア方針の変更などの情報をキャッチアップする手間が増えます。出勤時に申し送りノートやケア記録をしっかり確認する習慣をつけましょう。
人間関係が構築しにくい場合がある
週3日の出勤だと、他のスタッフと顔を合わせる機会が限られるため、職場のチームワークに入りにくいと感じる場合があるかもしれません。積極的にコミュニケーションを取ることを意識すると馴染みやすくなります。
週3日の契約でも、人手が足りないときに「もう1日入ってほしい」と頼まれることがあります。断りづらくてずるずると出勤日が増えてしまわないよう、入職時に勤務条件をしっかり確認しておきましょう。

週3日パートから正社員やフルタイムへのステップアップ
週3日パートからスタートして、ゆくゆくは正社員やフルタイムを目指すことも十分に可能です。
資格を取得して選択肢を広げる
介護職員初任者研修は最短1ヶ月程度、実務者研修は6ヶ月程度で取得できます。資格を持っていれば時給アップだけでなく、訪問介護やサービス提供責任者など働ける職種の幅も広がります。
施設内でのキャリアアップ
パートからスタートしても、勤務態度や介護スキルが認められれば正社員登用の打診を受けることがあります。「正社員登用制度あり」と求人に書かれている施設は、パートから正社員へのルートが整っている証拠です。
段階的に勤務日数を増やす
「まずは週3日で慣れてから、半年後に週4日にする」といった段階的なステップアップも可能です。いきなりフルタイムにするよりも無理なく働ける量を見極められるので、長く続けるためのよい方法です。
Q&A:介護の週3日パートでよくある質問
Q. 週3日パートでも有給休暇はもらえる?
はい、もらえます。労働基準法では、雇用形態に関わらず6ヶ月以上の勤務かつ出勤率8割以上で有給休暇が付与されます。週3日勤務の場合、初年度で5日、その後は勤続年数に応じて増えていきます。
Q. 無資格でも週3日パートで採用してもらえる?
デイサービスやグループホーム、有料老人ホームなどでは無資格OKの週3日パート求人があります。訪問介護は資格が必要ですが、施設系の介護職は無資格・未経験でも応募できる求人が多いです。
Q. 年齢制限はある?
法律上、求人に年齢制限を設けることは原則禁止されています。実際に50代・60代から介護パートを始める方も多く、人生経験がプラスに評価されることもあります。

まとめ:介護の週3日パートで自分に合った働き方を見つけよう
介護業界では週3日パートの求人がますます増えており、無資格・未経験からでも始めやすい環境が整っています。
週3日パートを選ぶポイントをおさらいしておきましょう。
- デイサービスや訪問介護は週3日パートに特に向いている
- 時給は全国平均約1,050円、資格があれば時給アップも見込める
- 扶養内で働きたいなら年収と週の労働時間を意識して調整する
- 介護専門の求人サイトで「週3日OK」の条件で絞り込み検索するのが効率的
- 将来的にフルタイムや正社員へのステップアップも可能
週3日という無理のないペースなら、介護の仕事を長く楽しく続けられます。まずは気になる求人をチェックして、一歩踏み出してみましょう。
介護パート求人の探し方について詳しくはハローワークインターネットサービスも活用してみてください。


